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凝縮された“本質”――JBLからiPhone対応スピーカーが一挙登場
凝縮された“本質”――JBLからiPhone対応スピーカーが一挙登場
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0810/14/news002.html
話題のiPhoneだがスピーカーユニットは対応機種が少なく、Wi-Fi Storeがありながらもリスニングについてはややさみしい状況が続いていた。そんなおり、JBLから一挙に3製品のiPhone対応スピーカーが登場した。いずれもJBLらしい“音の本質”を味わえる逸品だ。
iPodの登場が、音楽の楽しみ方を大きく広げてくれたことに異論を挟む人は少ないはずだ。数多くの音楽を収納しておける大容量のストレージ、直感的に操作・選曲できる優れたインタフェース、持つこと自体に楽しさを感じさせてくれるデザイン――。先日登場したiPhoneにもそれらはすべて受け継がれており、通信機能の搭載とiPhoneアプリへの対応は、さらなる可能性を感じさせる。
そのiPhone 3Gにも、数少ない弱点が存在する。それは最新機種であるが故に対応する周辺機器が少々さびしいことだ。特にスピーカーユニットは対応機種が少なく、iTunes Wi-Fi Storeでいつでも・どこでも好きな曲を購入できるようになっているにもかかわらず、聞くのはヘッドフォンかプアな内蔵スピーカーという状況が続いていた。
しかし、その状況にも変化が訪れた。
JBLから「JBL ON STATION IIIP」「JBL ON STATION 200iD」、そしてこの2モデルに続き11月の発売が予定されている「JBL ON STATION 400P」と一挙に3製品のiPhone対応スピーカーが登場する。いずれも「JBL」としてのサウンドポリシーを貫いた、小柄ながらも本格的なサウンドを楽しめるスピーカーユニットとなっている。
JBLから登場のiPhone対応スピーカーユニット。手前中央が「JBL ON STATION IIIP」、後列右から「JBL ON STATION 200iD」、後発予定の「JBL ON STATION 400P」
アクティブ派にもお勧め――「JBL ON STATION IIIP」
JBL ON STATION IIIPは「JBL ON STATION III」のiPhone 3G対応バージョンとも呼べる製品。円盤状のユニークなボディにはネオジウムマグネットとアルミコーンを採用した25ミリフルレンジドライバー「Odyssey」を4基搭載しており、総合20ワットのデジタルアンプが小柄なボディからは想像できないほどのワイドなサウンドを引き出してくれる。
「JBL ON STATION IIIP」
ACアダプター/単三形乾電池(6本)の2ウェイ対応も継承。室内はもちろん、キャンプやバーベキュー、野外フェスなどへの携帯にも適する。ACアダプター利用時にはiPod/iPhoneの充電も可能。ちなみにこのACアダプターはワールドワイド対応なので、耳慣れた音が少なくてさみしくなる海外旅行のおともにも最適だ。iPod/iPhoneの再生や停止、選曲などが行えるワイヤレスリモコンも付属する。
乾電池による駆動にも対応する(写真=左)、シンプルな背面のインタフェース(写真=右)
直径20センチ足らずのコンパクトさだが、そのサウンドはまさしく「JBL」の3文字を感じさせるもの。4基のOdysseyは25ミリと小口径ながらも全域に渡ってバランス良くサウンドを響かせ、小型iPodスピーカーにありがちな音のいびつさを感じさせない。コーン素材にアルミを使用したOdysseyはパワフルなハイトーンを楽しませてくれつつ、トータルバランスも確保されており、伸びやかな高音は、あくまでもスムーズな音の伸びとして利用者の耳へ飛び込んでくる。
スリム&シンプルな本格派――「JBL ON STATION 200iD」
JBL ON STATION 200iDは一見したところ既存製品「JBL on time 200iD」と似た丸みを帯びた台形のスタイルだが、JBL on time 200iDに比してその機能をオーディオ機能だけに絞り込んだことによって、フロントは「JBL」のロゴだけとよりシンプルになったほか、奥行きが短くなり、より省スペース性を高めている。その奥行きはわずか11.1センチ。リビングはもちろんのこと、ライティングデスクに置いてもまったく手元のスペースを邪魔することなくスマートに収まってくれる。
「JBL ON STATION 200iD」。カラーはホワイトとブラックの2色が用意され、ブラックモデルが先行して発売される
内部で音を反響させるという仕組みから言えば、スピーカーはそのサイズ(容量)が大きいほどによい音を生み出すことが可能になる。その観点からすると、非常にスリムなJBL ON STATION 200iDは音質面での不利があるはずだが、試行錯誤の上完成したというコンパクトなボディは、35ミリフルレンジドライバー「Phoenix」の能力を最大限に引き出している。
小さなスピーカーユニットといえば、ややもすると「鳴っているだけ」という印象を利用者へ与えがちだが、ジャズを流せばハイハットの響きはその輪郭を失うことなく、ボーカル曲を流せば人の声が沈むことなくきちんと押し出される。容積の限界か床を響かすほどの低音とはいかないものの、ぼやけることなくベースラインを感じることができる。
奥行きの短い省スペース設計なので、卓上にもぴったり収まる
残念ながらJBL ON STATION IIIPとは異なり電源はACアダプターのみだが、iPod/iPhoneの充電機能は搭載。もちろんACアダプターはワールドワイド対応だ。iPod/iPhoneの操作が可能なワイヤレスリモコンが付属する。
コンパクトボディから迫力のJBLサウンド――「JBL ON STATION 400P」
JBL ON STATION 400PはJBL ON STATION 200iDと同様の台形スタイルだが、やや大柄。それもそのはずで、25ミリフルレンジドライバー「Odyssey」と45ミリウーファーユニット「Atlas」を搭載した2.1ch構成となっており、迫力あるサウンドを約束してくれる。出力はフルレンジが総合30ワット、ウーファーが30ワットだ。
「JBL ON STATION 400P」。カラーは「JBL ON STATION 200iD」と同じくホワイトとブラックの2色
JBL ON STATION 200iDもサイズからは想像できないほどのしっかりとした、芯のある低音を響かせてくれるが、サブウーファーを搭載したJBL ON STATION 400Pはそのさらに一段上を行く。バスドラはより厚みと輪郭を持ってリスナーの元へ物理的なカタチを持つばかりの勢いで出現し、ロックの低音リフは荒々しいエッジを失わない。クラシックのコントラバスもその音の張りを眼前で感じられるほどだ。
ウーファーは底面に下向きに搭載されている
特筆すべきは、こうした迫力ある低音がその音量にかかわらず、細かなニュアンスを失わずに再生されることだ。もちろん「JBL」の名前を冠する製品である。低音だけが突出するようなことはなく、バランスを失わない。まさに“質実剛健”とも評すべき、実直なサウンドであることはいうまでもない。
「JBL ON STATION IIIP」「JBL ON STATION 200iD」「JBL ON STATION 400P」の3製品にはいずれもリモコンが付属しており、iPod/iPhoneの再生/停止や音量調整、プレイリスト移動など音楽再生に関する基本操作が行える
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紹介した3製品はいずれもiPhoneを含む、第4世代以降のDockコネクタ搭載のiPodで利用できる。もちろん、先日発売されたばかりの新製品である、第4世代iPod nano、第2世代iPod touchでも利用可能だ。
また、iPod本体に付属する「Universal Dock」も利用可能なので、将来iPodを買い換えた際にもそのiPodに付属するUniversal Dockを使用すれば、スピーカーユニットはそのまま継続利用できるのはメリットだ。外部入力端子(3.5ミリステレオミニ)も用意されているので、iPod shuffleやCDプレーヤーなどと組み合わせることもできる。
iPodに付属する「Universal Dock」も利用可能。iPhone以外のiPodでも利用できる(写真=左)、3製品ともに外部入力端子を備えており、iPod shuffleやCDプレーヤーなどと組み合わせることが可能だ(写真=右)
「JBL ON STATION IIIP」「JBL ON STATION 200iD」「JBL ON STATION 400P」はいずれもコンパクトなボディで高品位なサウンドを実現しているが、それは卓越したボディのデザインワークと高性能なドライバーだけでなし得た訳ではない。
大音量でもひずみの少ないサウンドを実現するOCT(Optimized Compression Technology)コンプレッション回路や、小さなボディでも最大限のバスレフポート効果を生み出す「Slipstreamポートデザイン」など、60余年にわたってスピーカーメーカーとして積み上げてきたノウハウや技術が結実したからこそ、「JBL」のサウンドをiPod/iPhoneで楽しめるのだ。
同社の掲げるキャッチフレーズは「PRO SOUND COMES HOME」。創業から60年以上に渡って「音」の本質へこだわり、プロたちに認められるサウンドを常に作り出しながらも、その技術やポリシーは一般ユーザーへ向けた製品にも確かに息づいている。そんなサウンドポリシーを、愛用のiPod/iPhoneで堪能してみてはいかがだろうか。
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