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ソニー、Rollyを正式発表 - 話題の製品の正体は“踊る携帯音楽プレーヤー”だった

http://www.phileweb.com/news/d-av/200709/10/19356.html 大々的なティザープロモーションで世間の耳目を集めた、ソニーの“謎のオーディオ機器”「Rolly」。公式にはサウンドエンターテイメントプレーヤーとだけ発表されていたが、本日、同社が製品の詳細を明らかにした。 製品の型番は「SEP-10BT」で、発売は9月29日。本日よりソニースタイルなどで予約受付を開始している。価格はオープンだが、同社直販サイト「ソニースタイル」では39,800円(税込)で販売している。 “Rolly”「SEP-10BT」 アーム部を開くとスピーカーが露出する 1GBメモリーと1.2W出力のステレオスピーカーを備えた携帯音楽プレーヤー。楽曲の管理と転送には同社独自のソフト「SonicStage CP」を用いる。PCとの接続はUSB端子を用いるほか、Bluetooth機能も用意。A2DP/AVRCPプロファイルに対応したBluetooth機能搭載の携帯電話やポータブルオーディオプレーヤー、PCなどと接続し、音楽のストリーミング再生を行うことができる。同梱するPC用ソフトの対応OSはWindows Vista Home Basic/Home Premium/Business/Ultimate、Windows XP Home/Professional(SP2以上)/Media Center Edition 2004&2005(SP2以上)。Macには非対応となる。 スイッチ部。ON/OFFのほか、Bluetoothモードも選択できる USB端子を備える 再生できる音楽ファイルはMP3/ATRAC/AACで、著作権保護されたAACファイルの再生はできない。 ■Rollyを踊らせることができるモーション機能 moraやSonicStage CPから曲の転送を行い、「Motion Editor」でモーションを作成する 3つのモーション機能を備える 本体は卵形で、2個のホイールで移動したり、回転したりことができる。また、スピーカーケース部分の“アーム”をパカパカと動かしたり、本体側面部の“ショルダー”を回転させることも可能。さらに、ホイール部の横に設けられたサイドランプの色を自在に変えることもできる。 本体を横に置いたところ アーム部を収納した状態 本機には可動部が6箇所用意されており、楽曲に合わせてRollyを踊らせることができる。耳だけでなく、目でも音楽を楽しめる新感覚の製品に仕上がっている。また後述するように、本体を直感的に操作するための加速度センサーなども内蔵している。 Rollyでは、これらのダンスの動作を「モーション」と呼んでおり、モーションには3つの楽しみ方が用意されている。一つは「セルフモーション」機能で、楽曲を本機が自動解析し、モーションを付ける。ただし、リズムなどをもとにした解析なので、あまり楽曲とのシンクロ率は高くない。 もう一つは、同梱するPC用ソフト「Motion Editor」を使用する方法で、同ソフトに楽曲を取り込むと、曲のトーンムードを解析する12音解析と、ビート解析の2つの解析が行われる。「おまかせオートモーション」機能では、この楽曲解析技術を用い、セルフモーションに比べ、よりハイパフォーマンスなモーションを、自動で設定してくれる。動きはプレビュー画面で確かめることができ、気に入らなければ何度でも異なるモーションを生成させることができる。さらに「カスタム モーション」機能では、各種の動きやライトの明滅などを、すべて自由に設定することが可能。できあがったモーションは、USBケーブルでRollyに転送することで、Rollyを楽曲に合わせて踊らせることができる。 「Motion Editor」の操作画面 あらかじめモーションやサイドランプの色のパターンが数種類用意されている モーションが既に作成されているものは緑のマークがつく 作成したモーションのデータは軽いため、インターネットを通じて公開したり、メールに添付して送ることなどもできる。話題の楽曲のモーションを公開し、シェアしあうことで、音楽の新たな楽しみ方が生まれる可能性があるという。なお、作成したモーションのデータをBluetooth経由でRollyに実行させることはできない。 Rollyにモーションを行わせるかどうかは、本体上部のボタンで選択できる。楽曲に生成されたモーションが用意されている場合は、ボタンが白色に光る。セルフモーションで動作する場合は緑色に光る、といった具合に、モーションが設定されているかどうかが一目でわかる仕様となっている。 セルフモーションで動作する場合は本体上部のボタンが緑色に光る ▼Rollyの動画はこちら ■直感的なインターフェースを採用 本機にはディスプレイが搭載されておらず、直感的なインターフェースが採用されている。本体が縦向きか横向きかを感知し、その状態によって操作方法が変わるのも特徴だ。 縦に持つと下のアームが閉じ、上からのみ音楽を再生する 横向きにして製品を置いて操作する際は、本体を手前に引くと前の曲に戻り、奥に押すと次の曲へ移動する。移動する幅を大きくすると、グループ単位の移動を行うことが可能。さらに、音量を調整する際は、本体を時計回りに回転させるとボリュームアップ、逆向きに回すとボリュームダウンを行うことができる。音量操作の後は、記憶されたもとの位置に本体が自動的に戻るよう設定することもできる。 縦に持った際は、下側のスピーカーがアーム部によって閉じられ、上のスピーカーから音楽を再生する。さらに、上のホイールを回すと曲やグループの移動が、下のホイールを回転させるとボリュームのアップダウンが行える。本体のどちらを上にしても、向きを自動的に感知し、ホイールの機能が入れ替わる。 さらに、シャッフル再生の際の操作も独特。本体を縦に持ち、再生中にプレイボタンを2回続けて押すと、サイドランプがオレンジに点灯する。そのあいだに本体を上下に数回振るとシャッフル再生モードになる。ノーマル再生に戻すには、同じ手順を繰り返せば良い。 また、5つ先(前)の曲やグループへ移動することも可能。上記と同じ動作を行い、サイドランプをオレンジに点灯させた状態で、上のホイールを左右に回すことで移動が行える。 ■コンパクトボディながら高音質設計を採用 ネオジウムマグネット採用スピーカーを水平対向配置 スピーカーは、本体側面に1.2W+1.2Wのネオジウムマグネット採用スピーカーを180度水平対向に配置。これにより音の指向性を抑え、正対した場所でなくても高い音質が得られるよう工夫している。また、床面を反射板として用いることで、低音再生を高めることも実現している。アンプにはデジタルアンプを採用している。 床置き時は、ホイール部で2点接触することで、床面へ振動が伝わりにくくさせたり、本体を流線型形状にすることで音の広がりを高めるなど、形状面での工夫も盛り込まれている。 バッテリーは1560mAhのリチウムイオン電池を採用。ACアダプターのほか、USB接続時も充電が可能。連続再生時間は音楽再生時で約5時間、音楽とモーション再生時で約4時間。 バッテリーパックを収納するスロット。フリップ部には筐体を安定させるための重りが入っている 大型リチウムイオン電池を採用 そのほか、本体と同時発表のアクセサリーとして、充電専用クレードル(予想実売価格4,000円前後)や専用ソフトキャリングケース(予想実売価格2,000円前後)、専用リチャージャブルバッテリーパック(予想実売価格5,000円前後)なども用意されている。 (左)別売りの充電クレードル 別売りの専用ソフトキャリングケース ■Rollyを触ってきた - 見ているうちに微笑ましい気持ちになる可愛らしさ 卵のようなフォルムをした手のひらサイズのボディが愛らしい。ディスプレイがなく、ホイールを回す直感的な操作によって曲選択を行うため、目的の曲を見つけづらいのが玉に瑕だが、本体を右に回すと音量アップ、前に転がすと次の曲へ、といった操作はこれまでにない感覚でなかなか楽しい。 また、パタパタとアームを動かしたり、くるくると回転するRollyの動きはどことなく小動物的で、見ているうちに微笑ましい気持ちになる可愛らしさだ。単なるDAPではなく、同社の「AIBO」の流れを汲むエンタテインメントロボット的な製品と感じた。 【問い合わせ先】 ソニーマーケティング(株) お客様ご相談センター  TEL/0570-00-3311(ナビダイヤル) (Phile-web編集部) ●ジャンル名:ポータブルオーディオ ●品名:デジタルメモリーオーディオプレーヤー ●ブランド名:SONY ●型式名:SEP-10BT ●価格:¥OPEN(予想実売価格40,000円前後) ●発売日:2007年9月29日 【SPEC】●メモリー:1GB フラッシュメモリー ●電源:リチウムイオンバッテリー ●再生可能音楽ファイル:MP3/ATRAC/AAC ●インターフェース:USB端子…miniB / Hi-Speed ●外形寸法:約104W×65H×65Dmm(突起部除く) ●質量:約300g(バッテリー含む)

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